複眼思考’s blog

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樹木葬に改葬しています

 私は両親の墓を片道3時間半の霊園から、近くの樹木葬に改葬しています。

 私ども夫婦に墓を引き継ぐ子がないのと、遠方で往復移動する時の許容範囲を超えており、車でいくにも一日がかりでした。改葬したあとは、地下鉄で4駅・ドアツードアで30分、自転車でも運動になって40分足らずで着きます。それまでは年に2・3回くらいしかお墓参りできなかったのですが、いまでは毎月行かれます。

 

 少し樹木葬について説明しますね。 

 「樹木葬」とは、昔ながらの一般的なお墓にある墓石はなく、その代わりにシンボルとなる木を植え、その木の下や周囲に亡くなった方のご遺骨を埋葬する方法です。あるいはプレート型の墓石を使う併用型もあります。

 

 目印となる樹木の下にお一人ずつのご遺骨を別々に埋葬するものや、シンボルツリーの周りに複数の方のご遺骨を一緒に埋葬するやり方も増えてきています。ご遺骨の埋葬方法には、ご遺骨をそのまま埋葬するか、骨壺に入れて埋葬するか、あるいは粉末状にして埋葬するかなどの違いがあります。

 

 樹木葬は基本的に、お墓の後継ぎの方を必要としない永代供養です。「永代供養」とは、ご遺骨を埋葬した霊園・墓地に故人の供養やお墓の管理をお任せする方法です。  一般的なお墓だと、お墓は亡くなった方の子らが引き継ぎ、先祖の供養や管理を行いますが、永代供養では供養や管理をすべて霊園墓地やお寺が行ってくれます。

 

 永代供養には、亡くなられた方のご遺骨を最初から他の方のご遺骨と一緒にして合祀するタイプと、最初は個別に埋葬しておき、一定期間の後に合祀するタイプがあります。 この一定期間の長さは、霊園やご遺族の希望により違いがありますが、13回忌法要まで33回忌法要までとか、30年間などとされています。

 

 お墓の場所や後継ぎで悩んでおられる方にとっては、樹木葬で永代供養ができれば、後々の供養やお墓の管理の心配がなくなりますよ。

 

YouTubeでもご案内しています。

樹木葬に改葬しました【前編】 (山里の霊園墓石から都内へお墓のお引越し)

https://www.youtube.com/watch?v=Xww7vyRGmDw

樹木葬に改葬しました【後編】 (山里の霊園墓石から都内へお墓のお引越し)

https://www.youtube.com/watch?v=XxlU1Ofhfbw&t=17s

 

よかったらご覧ください。