複眼思考’s blog

心身ともに安らかに 日本の閉塞感から脱却して 釣りと自由旅も楽しみたい

自由旅でのゆるいつながり

私は人が面白がってやっていることには、自分も首を突っ込みたくなる性分です。野次馬根性というより、もっともっと楽しみたいという貪欲な欲求がなせる技だと思います。(若い頃より少し減退しかけていますが・・・)

自分とは年がら年中付き合っている訳ですから、あまり面白みがありません。

今日の話は、街歩きが好きな自由旅での色々なゆるいつながりのことです。

 

自由旅でありさえすればどんな旅のスタイルであっても、いろいろなつながりを持つことができます。では旅のスタイルごとに私がもてたゆるいつながりのいくつかを取り上げてみますね。

 

卒業旅行で行ったバックパッカー旅。 スペインの小さな町の軒先で雨宿りをしていると、家の中に招き入れてくれました。女子供のご親族が揃った中でお茶をご馳走になり、帰国後写真をお礼に送りました。 モロッコマラケシュからアトラス山脈を一晩越えてワルザザートへいくバスで、日本人の海外青年協力隊員になったばかりの方と出会いました。そのまま彼が訪ねる先輩隊員のお宅に数日お世話になり、現地のお仲間に招待されてモロッコ料理のクスクスやタジンを頂きました。今でも年賀状繋がりです。

 

ソ連崩壊直前の添乗員付きツアー旅行。夜の自由時間でも外に出て、ちょうど犬を散歩に連れている老婦人がいらっしゃったので挨拶お声掛けをしました。こんな目的で来ているのですよと英語が通じたら、家の中をご案内頂いて当時のインテリ層の生活を垣間見ることができました。街中を一生懸命見ようとしていると、同じように関心を持っていた初老のツアー客と年齢層は全く違うのですけれども仲良くなり、その方が亡くなった時まで年賀状での近況報告が続きました。

 

妻と一緒に行った上海旅行(航空券+ホテル)でもレストランで食事をしていると、現地にお住いの日本人と中国人のご夫婦と席がすぐそばになり、話しかけて上海居住環境をお話しいただいて仲良くなりました。そのご夫婦とも年賀状繋がりが続いております。

 

旅先に限らずでしょうけれども、ゆるいつながりは人生に彩りを添えます。